サポートも必要になる

モンスターペイシェントとは、たいした用もないのにナースコールを鳴らして用事を言いつけたり、いつも不平不満を口にしていたりというような、自己主張の激しい迷惑な患者の総称として使われている単語です。モンスターペイシェントは、他人やスタッフにとっては迷惑以外の何物でもありません。しかし、病気やケガで精神状態が落ち着かず不安や不満をぶちまけたりするのは、ある意味人間らしい行動であるともいえるでしょう。
モンスターペイシェントの背景には、不安が募りどうしていいのかわからないというのがあるのは確実です。そのため、きちんと話を聞いて精神的に落ち着くことができるよう、サポートしてあげることが必要といえます。とはいっても、看護師やスタッフも人間です。忙しいさなかに時間を取られるのは避けたいと考えるのが当然であり、繰り返されることで手抜きの対応をしがちになってしまいます。周りへ甘えることができず、文句を言ったりクレームをつけたりすることでコミュニケーションを取る人もいるようです。性格も大きく影響しますが、その人の個性や状況・環境などを総合的に見て判断することが大切となります。それによって対応策も変わってくることになり、きちんと理解してもらえたと感じて一変していい人に変わる可能性もあるのです。
病院は、看護師やスタッフにとって精神的な修行の場となるでしょう。しかし、患者と互いに気持ちよくスムーズに接することができるよう、配慮する必要があるといえます。